ゴールは、営業が売上につながる活動へ集中できる体制をつくることです。 全部の案を同じ重さで進めると、検証と運用の手間が効果に見合いません。 業務の連結で見た効果、時間で見た効果(9月の業務一覧の実数)、時間に出ない効果を並べたうえで、先に取り組む案を絞って提案します。
同じ情報を何度も書く作業や、続けて行う作業をまとめると、業務の数そのものが減ります。数はシートの行数から数えた概算です。
58 → 約15
関わる58業務が、約14〜16業務にまとまります。
186 → 約143
186業務のうち約42〜44業務が減り、約23%の縮小です。
| 案 | 業務数の変化 | いま | 連結後 |
|---|---|---|---|
| 案4 日程調整の横展開 | 9業務 | 約3業務 | |
| 案6 プロモ管理表の入力元を1つに | 8業務 | 2業務 | |
| 案2 受注情報の一括登録 | 7業務 | 1〜2業務 | |
| 案1 議事録から業務報告まで | 6業務 | 1業務 | |
| 案3 アポ確定時の定型セット | 6業務 | 1業務 | |
| 案7 出版レポートの作成から送付まで | 6業務 | 2業務 | |
| 案9 月次の数字集計と資料 | 6業務 | 2業務 | |
| 案5 Trello依頼の統一フォーム | 5業務 | 1業務 | |
| 案8 一斉アプローチの履歴記録 | 5業務 | 1〜2業務 |
案10(アポ獲得後から担当決定後までの処理)は、棚卸しシートにない工程が中心のため、この表に含めていません。ヒアリングで挙がった8工程が、1〜2工程にまとまる見込みです。
PM局アシスタント業務一覧(2026年9月、所要時間あり)の「1回あたりの時間 × 月の回数」から、先に取り組む案に当たる業務の月間の時間を集計しました。アシスタントとエキスパート10名分で、社員の時間は含みません。
業務の量は1日82.4時間、働ける時間は1日74.4時間です。毎日約8時間、週に約40時間が足りていません。
| 案 | 月間の時間 | 該当する業務(業務一覧の業務名) | |
|---|---|---|---|
| 案1 議事録から業務報告まで | 約192時間 | 商談業務報告作成、KO同席・業務報告記載、事前共有・業務報告記載、プレKO後の文字起こしと事前共有メール、議事録作成、業務報告カード作成、業務報告未作成チェック | |
| 案10 アポ獲得後から担当決定後まで | 約60時間 | 局アポ獲得後の諸業務(kintone登録・メール送信等)、割り振り後の諸業務(PE・Googleカレンダー登録等)、局アポの予定登録、商談担当変更時対応、翌営業日商談の確認 | |
| 案2 受注情報の一括登録 | 約25時間 | クライアント情報シート作成、編集者決定対応、契約書作成依頼(ライト含む)、発注書作成依頼 | |
| 案4 日程調整の横展開 | 約23時間 | KO日程調整、KOアポ取り、会議室予約、Googleカレンダー予定反映、商談用Zoom発行 | |
| 合計 | 約300時間 | 週に直すと約70時間で、不足している週約40時間を上回ります。 |
「局アプローチ後、メール対応」が、1日390分、月約130時間あります。1人の業務としては最大です。棚卸しシートの「アプローチ後の処理」(返信の確認と返信)に当たります。今回の案には含めていませんが、次の候補として確認したい業務です。
佐藤局長のヒアリングで、「作業を速くする」より「工程を削る」ことが重視されています。1工程ずつ短くなっても、5工程あること自体は変わらないためです。
佐藤局長が、中継作業を減らして、組織改善や育成に使える時間を作りたいと挙げています。
行97に「アシスタント退職に伴い移行リスケ中」とあります。ヒアリングでも、人が入れ替わるたびに同じ業務を教える負担が挙がっています。
行79「入力漏れが多い」、行88「記入漏れリスク」、行86「手打ちで事故につながりかねない」など、転記によるミスの記載があります。
1は月約108時間、2は月約190時間の業務が対象です(アシスタントとエキスパートの分)。業務数では、案1〜4の28業務が約6〜7業務にまとまります。
| 案 | 後回しにする理由 |
|---|---|
| 案6 プロモ管理表 | 関係者が多く、影響範囲が大きい案です。杉本さんのヒアリングでも中長期とされています。 |
| 案5 Trello依頼の統一フォーム | 経営企画局など他部署の合意が必要です。 |
| 案7 出版レポート、案8 一斉アプローチの履歴記録 | 元データの取得元や外部ツールの連携方法が未確認で、見込みが「要確認」です。 |
| 案9 月次の数字集計 | すでに半自動化されている部分があり、削減が小さい案です。 |
| 承認ルールの変更が要るもの | 契約の承認など。今回の対象から外します。 |
先に取り組む3つの案でよいか、ほかに加えたい案があるかを教えてください。
アシスタント以外(社員)の時間も分かれば、効果をより正確に出せます。
画面収録や試作に使う、次のアポと商談を1件ずつ決めてください。