10/8(木) MTG 共有資料(別紙) ・ 「PM局の業務とフローを縮める提案」の補足

フロー縮小は、先に取り組む案を絞って進めたい

ゴールは、営業が売上につながる活動へ集中できる体制をつくることです。 全部の案を同じ重さで進めると、検証と運用の手間が効果に見合いません。 業務の連結で見た効果、時間で見た効果(9月の業務一覧の実数)、時間に出ない効果を並べたうえで、先に取り組む案を絞って提案します。

業務の連結で見た効果

同じ情報を何度も書く作業や、続けて行う作業をまとめると、業務の数そのものが減ります。数はシートの行数から数えた概算です。

案1〜9の対象業務

58 → 約15

関わる58業務が、約14〜16業務にまとまります。

PM局の業務全体

186 → 約143

186業務のうち約42〜44業務が減り、約23%の縮小です。

いまの業務数連結後の業務数
案業務数の変化いま連結後
案4 日程調整の横展開
9業務約3業務
案6 プロモ管理表の入力元を1つに
8業務2業務
案2 受注情報の一括登録
7業務1〜2業務
案1 議事録から業務報告まで
6業務1業務
案3 アポ確定時の定型セット
6業務1業務
案7 出版レポートの作成から送付まで
6業務2業務
案9 月次の数字集計と資料
6業務2業務
案5 Trello依頼の統一フォーム
5業務1業務
案8 一斉アプローチの履歴記録
5業務1〜2業務

案10(アポ獲得後から担当決定後までの処理)は、棚卸しシートにない工程が中心のため、この表に含めていません。ヒアリングで挙がった8工程が、1〜2工程にまとまる見込みです。

時間で見た効果

PM局アシスタント業務一覧(2026年9月、所要時間あり)の「1回あたりの時間 × 月の回数」から、先に取り組む案に当たる業務の月間の時間を集計しました。アシスタントとエキスパート10名分で、社員の時間は含みません。

前提: アシスタント・エキスパート10名の業務量

業務の量は1日82.4時間、働ける時間は1日74.4時間です。毎日約8時間、週に約40時間が足りていません。

案月間の時間該当する業務(業務一覧の業務名)
案1 議事録から業務報告まで
約192時間商談業務報告作成、KO同席・業務報告記載、事前共有・業務報告記載、プレKO後の文字起こしと事前共有メール、議事録作成、業務報告カード作成、業務報告未作成チェック
案10 アポ獲得後から担当決定後まで
約60時間局アポ獲得後の諸業務(kintone登録・メール送信等)、割り振り後の諸業務(PE・Googleカレンダー登録等)、局アポの予定登録、商談担当変更時対応、翌営業日商談の確認
案2 受注情報の一括登録
約25時間クライアント情報シート作成、編集者決定対応、契約書作成依頼(ライト含む)、発注書作成依頼
案4 日程調整の横展開
約23時間KO日程調整、KOアポ取り、会議室予約、Googleカレンダー予定反映、商談用Zoom発行
合計約300時間週に直すと約70時間で、不足している週約40時間を上回ります。

案に入っていない大きな業務

「局アプローチ後、メール対応」が、1日390分、月約130時間あります。1人の業務としては最大です。棚卸しシートの「アプローチ後の処理」(返信の確認と返信)に当たります。今回の案には含めていませんが、次の候補として確認したい業務です。

時間に出ない効果

人から人への受け渡しが減る

佐藤局長のヒアリングで、「作業を速くする」より「工程を削る」ことが重視されています。1工程ずつ短くなっても、5工程あること自体は変わらないためです。

局長に余白ができる

佐藤局長が、中継作業を減らして、組織改善や育成に使える時間を作りたいと挙げています。

人が抜けても業務が止まらない

行97に「アシスタント退職に伴い移行リスケ中」とあります。ヒアリングでも、人が入れ替わるたびに同じ業務を教える負担が挙がっています。

入力漏れ・ミスが減る

行79「入力漏れが多い」、行88「記入漏れリスク」、行86「手打ちで事故につながりかねない」など、転記によるミスの記載があります。

先に取り組む案

1. アポ獲得後から担当決定後までの処理と、日程調整(案10 + 案4。案2・案3も含めて進める)

  • 小野さん、佐藤局長、杉本さんの3名が、アポ獲得後の処理を改善候補に挙げています。
  • 日程調整はすでに稼働中の仕組みを広げられます。kintoneへの入力は、ヒアリング当日に動作を確認しています。
  • 「アポ獲得」「担当決定」という操作を起点に自動で進むため、現場が使い方を覚えなくても回る形にできます。
  • 案2と案3は、単体では小さいため、この流れに含めて進めます。
  • 担当をまたぐ受け渡しが多く、アシスタントと佐藤局長の作業が減ります。

2. 議事録から業務報告まで(案1)

  • アシスタントとエキスパートの業務だけで月約190時間と、案の中で最も大きい業務です。
  • 商談、KO、事前共有、Cフォローで、同じ手順(録画、文字起こし、業務報告、Kintone登録)が別々に動いています。
  • 社員からアシスタントへの依頼がなくなり、入力漏れも減らせます。
  • 文字起こしの精度に課題があるため、1件で試してから広げます。

3. 連絡の窓口の整理(メール・Chatwork・Trello・PowerEgg)

  • 佐藤局長のヒアリングで、優先度「中〜高」とされています。
  • どこに書くかを探す、過去の連絡を検索する、同じ内容を複数の場所に伝える、通知が多すぎて見落とす、といった手間がPM局の全員にかかっています。
  • まずは、自分宛ての連絡、メンション、未対応の事項だけを1か所で確認できる形から始めます。ツールの廃止は、使われ方を棚卸ししてから判断します。
  • 業務数や時間には表れにくい効果ですが、探す時間と見落としが減ります。

1は月約108時間、2は月約190時間の業務が対象です(アシスタントとエキスパートの分)。業務数では、案1〜4の28業務が約6〜7業務にまとまります。

後回しにする案

案後回しにする理由
案6 プロモ管理表関係者が多く、影響範囲が大きい案です。杉本さんのヒアリングでも中長期とされています。
案5 Trello依頼の統一フォーム経営企画局など他部署の合意が必要です。
案7 出版レポート、案8 一斉アプローチの履歴記録元データの取得元や外部ツールの連携方法が未確認で、見込みが「要確認」です。
案9 月次の数字集計すでに半自動化されている部分があり、削減が小さい案です。
承認ルールの変更が要るもの契約の承認など。今回の対象から外します。

進め方と、運用の手間を抑える工夫

PM局にお願いしたいこと

1. 絞り込みの方向を確認する

先に取り組む3つの案でよいか、ほかに加えたい案があるかを教えてください。

2. 社員の業務時間を教える

アシスタント以外(社員)の時間も分かれば、効果をより正確に出せます。

3. 試す1件を選ぶ

画面収録や試作に使う、次のアポと商談を1件ずつ決めてください。